前回の記事:何やっても続かないダメダメ女(30代独身)が毎日お料理できるようになる前の話。①
「毎日をルーティン化する」ということは、多くの人が当たり前にやっていることです。
〇〇時に起きて、〇〇時にご飯を食べて、〇〇時に寝る。
週に何回かは洗濯をして、〇曜日にゴミを捨てて、定期的に片付けたりお掃除する。
私はこういった基本的な日常生活をスムーズに送ることができませんでした。
たったそれだけのことが何でできないの? と理解できない方もいると思います。
だけど、できないまま私は30代になりました。これは事実です。
一人暮らしも長いはずなのに、全部が後手後手で常に時間がない。
ギリギリまで寝て、寝る時間もバラバラ。夜更かし大好き。家事は嫌いで慢性的に溜め込みます。
できるようになっているべき年齢なんてとっくに過ぎていました。
どうにかしてひとつひとつを克服していかないと、幸せな人生になるわけがありませんでした。
このままこれ以上歳を取っていく人生なんてつらいだけでした。
仕事が変わり、生活リズムの改善が見込めるかもしれないというタイミングもあり、
すべてをルーティン化するチャンスだと思い、朝のスケジュールを組み立ててみました。
朝、仕事に出発する時間から逆算してどのくらいの時間が必要なのか?
30代のくせにこんな事も知らないのかと思うかもしれませんが、
朝は時間をほとんど作れず、自分が朝の支度に何分必要なのか、全然わかっていませんでした。
次に、朝起きてから家を出るまでの一連の流れを全て決めました。
それから、私が幸せを感じられる理想の朝はどんなスケジュールか?
考えてみると、「私の理想の朝」で思い浮かぶ項目は以下でした。
「早起きする」
「丁寧にコーヒーを淹れてゆっくり飲むこと」
「朝ご飯をきちんと食べること」
2015年11月時点ではまだ達成できてないです。
ただ重要なポイントが「食」にあるらしいという自分の傾向が見えてきました。
簡単でもいいから朝なにか食べることにしよう。
そうして毎日のルーティン化と自分の人生の立て直しが始まりました。
開始当時の私のスケジュールです。(今とは違います)
7:00 起床、ごろごろスマホを見る
7:15 起き上がり台所へ
やかんでお湯を沸かしコーヒーを淹れる(カフェオレにするかはその日の気分で)
ブリタにお水を汲んで冷蔵庫に戻す
やかんの隣で目玉焼きとベーコンを焼く
7:30 みそまるをお湯で溶いてお味噌汁(みそまるについては→こちらをご参照下さい)
7:35 朝ごはんを食べる
7:55 着替える
8:00 メイクする、髪の毛を整える、朝ドラを見てみる
8:20 ちょっとひと息(ただし上記が終わってなかったら休んではいけない)
8:30 歯みがき
8:35 出発
こんな風にすべて書き出して壁に貼っていました。
こうすることで、私はまったく応用が利かない性格だということがわかりました。
というのは、具体的に書いてあげないと
「コーヒーを淹れて飲む」と書いたら飲むのは「ホットコーヒー」しかダメで、
「カフェオレにしたい日はしてもいいよ」というルールを追加してあげないと、
「コーヒーを飲んでないから私は決めたルーティンを守れていない」と判断する性格でした。
「やかんの隣で同時に調理する」など、自分がどう動けば良いのかを詳細に書き出しました。
すべて決める事でまるでロボットのように自動的に動けるように詳細に決めました。
自動化する目的は、「めんどくさいからやりたくない」という弱い自分の意志を徹底的に排除するためです。
結果、うまくできない日もありましたが、予定通りに起きられた日はほぼこの通りに動くことができました。
そして、非常に気持ちよく朝を過ごし余裕を持って仕事に向かう事ができました。
朝が少しずつ変わってきました。
ただ、「毎日」続けているかどうかというと、毎日ではない。
達成していないのでルーティンまではたどり着いていません。
セルフイメージはまだまだ高くなったとは言えませんでした。
続く