人は誰かに読んでもらいたくて文章を書きます。
ブロガーは伝えたいことをブログに書き、必死に文章を綴ります。
時間と労力をかけて書いた文章について、私がひとつだけ言いたいことがあります。
漢字が多い文章は
読みづらいんだよ!!
マジで!!
必要のないところまで漢字変換してる方、割といるんですよねぇ。
過去に、こんな方に出会いました。
「自分で言うのもなんだけど良記事だから読んで!」
そう言って自分の記事をSNSでシェアしている方がいました。
そのブログ記事を実際に読みましたが、あまりの漢字の多さと読みづらさで何度も引っかかりが生まれてしまい、結局最後まで読み切れませんでした。
そんな経験がここ最近で2回あります。
きっと書いたご本人は「すごくいい事言った!」って書いたのかもしれないけれど、なんていうか、良さ、伝わってきていない…って思ってしまうんですよね。
もちろん私の読解力が足りないというのは前提です。
でも、たとえば今使った「もちろん」を「勿論」って変換されると、なんか、読み進めている心がそこで引っかかってしまうんですよね。
「そこ、ここ」を「其処、此処」って書いていいのは文豪と椎名林檎だけかな、的な。笑
ブランディングとして漢字を多めにされている方は良いと思います。
それが有効な手法ならば。
基本的にはドヤァ感が強くなるので苦手です。
「あー、読みたくない」って無意識で避けますね。
漢字多用は以前からずっと気になっていたことで、自分自身気をつけていたことです。
そんな中で、先日こんな記事を読みました。
ちゅうつねセミナー〜坂口孝則さんが教える1年以内に本を出す方法〜
「ベストセラー本の文章に占める漢字比率はどのくらいか」を調べた話が紹介された。結論を述べると、ベストセラーは27~28%の漢字比率でできていることが多いという。もちろん、これがベストセラーの十分条件ということはないのだが、興味深い事実である。
ベストセラーになる文章の漢字比率を分析している方がいることにも驚きでした。
そして、はあちゅうさんの文章がとても読みやすい理由も、この分析によって明らかになりました。
文章が読みやすい=相手に伝わりやすい=売れる
ブログをやっている方は、私も含めほとんどの人がブログから収入を得たいはずなので、
記事が良い悪いの前に、自分が読みやすい文章の書き手であることをお伝えしたほうがいいと思っています。
良い意味で頭を使わずに読んでもらえる記事も、内容が微妙だったとしても用意しておいて然るべきではないでしょうか。
ブログに来てもらった瞬間に無意識に嫌われないことがとても大事です。
余談ですが、昔の上司に教わった言葉があります。
「多くの人に伝えていくことができる人間とは、限られた人にしかわからない専門用語などを使わず、初めて聞く方にもわかりやすく噛み砕いて伝えることができる人だ」
こと文章においては、この専門用語の部分は文章読解力に置き換えられると思います。
文章を読むのが苦手な人にも読みやすく。
そうやって基本的な部分を徹底していくことが、ひとりまたひとりと読み手を獲得していくことに繋がるのではないか。
そう思っています。
たかが漢字変換、されど漢字変換。
今後もこれに留意し、文章を書いていきます。
これを読んでくださった方も、文章を書くときに気をつけていることなどがあれば共有できたら嬉しいです。
マコト